膝の内側にあるツボを押すと痛いのはなぜ?

「膝の内側にあるツボを押したら、ズキッと痛かった。これって悪いところがあるの?」
そんなふうに不安になる方もいるでしょう。ただし、押して痛いからといって、必ずしもツボそのものに問題があるとは限りません。膝の内側には筋肉や腱、靱帯、半月板などがあり、さまざまな原因で痛みを感じる可能性があると言われています。
ここからは、膝の内側を押したときに痛みが出る理由について見ていきましょう。
ツボを押したときに痛みを感じる理由
「ツボが痛い=体のどこかが悪い」と考えていませんか?
膝のお皿の内側には「内膝眼(ないしつがん)」と呼ばれるツボがあります。参考記事では、膝を曲げたときにお皿の内側下方にできるくぼみが内膝眼と紹介されています。
ただ、膝の内側を押して痛みがある場合、その原因をツボだけに求めるのは避けたほうがよいでしょう。強く押せば刺激によって痛みを感じることもあります。参考記事でも、ツボは強く押しすぎず、強い痛みがある場合は無理に押さないことが大切だと言われています。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院「膝関節症に即効性のあるツボ3選」
膝周辺の筋肉や腱に負担がかかっている
「運動した次の日から、膝の内側を押すと痛い……」
このようなケースでは、膝周辺の筋肉や腱などに負担がかかっている可能性も考えられます。
とくにランニングやスポーツを繰り返している方は、膝周辺に負担が集中する場合があります。また、普段より長く歩いたり、階段を何度も上り下りしたりした後に違和感が出るケースもあるでしょう。
痛みが強い状態で無理にツボを刺激するのは避けてください。参考記事でも、膝の痛みが強いときにはツボ押しを控えることがすすめられています。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
鵞足炎によって膝の内側が痛む
膝の内側から少し下あたりが痛む場合は、「鵞足炎(がそくえん)」なども原因のひとつとして考えられます。
鵞足とは、太ももから伸びる複数の筋肉の腱が、すねの骨の内側に付着する部分です。ランニングなどで繰り返し負担がかかることで、この周辺に痛みが生じることがあると言われています。
「押した場所が痛いからツボの問題だろう」と自己判断せず、痛みが続く場合には専門家へ相談するとよいでしょう。
変形性膝関節症によって痛みが出ている
「立ち上がった瞬間に膝が痛い」「歩き始めがつらい」という方は、変形性膝関節症も考えられます。
日本整形外科学会によると、変形性膝関節症の主な症状には膝の痛みや水がたまることがあり、初期には立ち上がりや歩き始めなど、動作を始めるときに痛みが現れると言われています。また、触診では膝内側の圧痛などを確認することがあります。
半月板や内側側副靱帯の損傷が原因の場合もある
膝をひねった後やスポーツ中のケガをきっかけに痛み始めた場合は、半月板や靱帯などを損傷している可能性もあります。
「数日休めば大丈夫」と思っていても、痛みが長引くケースは注意したいところです。日本整形外科学会でも、膝関節に生じる代表的な病気・ケガとして半月板損傷や膝靱帯損傷が挙げられています。
ツボを押して強い痛みが出る、膝が腫れている、歩くのがつらいといった場合は無理に刺激せず、整形外科などへの来院を検討しましょう。
引用元:日本整形外科学会「膝関節の症状」
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膝の内側が痛いときに押したいツボ

「膝の内側が痛いとき、どこを押せばいいの?」
そんな疑問を持つ方もいるでしょう。膝周辺には内膝眼や陰陵泉、曲泉など、古くから鍼灸で用いられてきたツボがあります。ただし、ツボを押せば膝の痛みが必ず改善するとは限りません。
とくに強い痛みや腫れがある場合は、無理に刺激しないことが大切だと言われています。まずは位置を確認し、気持ちよく感じる程度の力から試してみましょう。
内膝眼(ないしつがん)
内膝眼は、膝のお皿のすぐ下にあるツボです。
「場所がいまいちわからない」という場合は、椅子に座って膝を曲げてみてください。お皿の下に2つのくぼみが現れ、そのうち内側が内膝眼です。
参考記事では、内膝眼と外膝眼は膝関節の痛みなどに用いられるツボと言われています。刺激するときは親指などを使い、強く押し込まないよう注意しましょう。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院「膝関節症に即効性のあるツボ3選」
陰陵泉(いんりょうせん)
陰陵泉は、すねの骨の内側を下から上へたどり、骨の出っ張りに当たるあたりに位置すると言われています。
膝より少し下にあるため、「膝のツボなの?」と思うかもしれませんね。東洋医学では足の太陰脾経に属するツボとして知られています。
押す際は痛みを我慢せず、指の腹を使ってゆっくり刺激するのがポイントです。
曲泉(きょくせん)
曲泉は膝の内側に位置するツボで、膝を曲げたときにできる横じわの内側付近が目安です。
「膝の内側を触るとピンポイントで痛い」という方は、つい強く押したくなるかもしれません。しかし、痛みがある場所への過度な刺激は避けたほうがよいでしょう。
場所がわからない場合も、無理に探して何度も押す必要はありません。
血海(けっかい)
血海は膝のお皿より少し上、太ももの内側にあるツボです。
探すときは膝のお皿の内側上端から、指幅数本分ほど上を目安にするとよいと言われています。
膝そのものではなく太もも側に位置している点が特徴です。セルフケアとして刺激する場合も、「痛いほど効きそう」と考えて強く押すのは控えましょう。
陰谷(いんこく)
陰谷は膝の内側、膝を曲げたときにできる横じわ付近に位置すると言われているツボです。曲泉と場所が近いため、初めて探す方には少しわかりづらいかもしれません。
膝の内側には腱や靱帯なども存在します。そのため「膝 内側 ツボ 痛い」という場合でも、痛みの原因がツボにあるとは限りません。
強い痛みが続く、腫れがある、歩くのがつらいといった場合はツボ押しだけで済ませず、整形外科などへの来院も検討しましょう。
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膝の内側にあるツボの正しい押し方

「膝の内側が痛いから、ツボを強く押したほうがいいのかな?」
そう考える方もいるかもしれません。しかし、ツボは力任せに刺激すればよいわけではありません。参考記事では、強い痛みがある場合はツボ押しを避け、無理のない範囲で行うことが大切だと言われています。
膝の状態を確認しながら、やさしく刺激することを意識しましょう。
ツボの位置を確認して親指の腹で押す
まずは、刺激したいツボの場所を確認します。
たとえば内膝眼は、膝を曲げたときにお皿の下にできる2つのくぼみのうち、内側に位置すると言われています。
「だいたいこの辺かな?」と適当に強く押すのではなく、指先で周辺をやさしく触れながら探しましょう。位置を確認できたら、親指の腹などを当ててゆっくり刺激します。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院「膝関節症に即効性のあるツボ3選」
痛気持ちいい程度の力でゆっくり刺激する
「痛ければ痛いほど効いている」というイメージを持っていませんか?
ツボ押しでは、無理に痛みを我慢する必要はありません。参考記事では、ツボを押す際は痛気持ちいい程度の力加減が目安と言われています。
息を止めてグッと押し込むよりも、リラックスした状態でゆっくり刺激してみましょう。痛みの感じ方には個人差があるため、自分にとって無理のない強さに調整することもポイントです。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
強く押しすぎたり長時間刺激したりしない
膝の内側が痛いと、「もっと押せば楽になるかも」と何度も刺激したくなることもあるでしょう。
しかし、強すぎる刺激はかえって負担になる可能性があります。参考記事でも、強い刺激や長時間のツボ押しは避けることが大切だと言われています。
セルフケアでは無理をしないことが基本です。押している途中で痛みが増したり、不快感を覚えたりしたら、その時点で中止してください。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
強い痛みや腫れがあるときはツボ押しを控える
「触れるだけでも痛いけど、ツボ押しをして大丈夫?」
このような状態なら、無理に刺激するのは控えたほうがよいでしょう。
膝の内側の痛みは、ツボだけでなく筋肉や腱、関節などが関係している可能性もあります。参考記事でも、強い痛みがある場合や膝が腫れている場合には、ツボ押しを避けることがすすめられています。
痛みが長引く、歩くのがつらい、腫れが強いといった場合はセルフケアだけで済ませず、整形外科などへの来院を検討しましょう。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院「膝関節症に即効性のあるツボ3選」
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ツボ押しとあわせて行いたい膝の内側の痛みへのセルフケア

「ツボを押す以外にも、自宅でできることはある?」
膝の内側が痛いと、このように考える方もいるでしょう。参考記事では、ツボ押しだけでなく、アイシングやストレッチ、サポーターなどを取り入れる方法も紹介されています。
ただし、膝の状態は人によって異なります。無理にセルフケアを続けるのではなく、痛みの程度を確認しながら行うことが大切だと言われています。
膝に負担のかかる運動を一時的に控える
「少しくらい痛くても運動したほうがいいのかな?」
膝の内側に痛みがあるときは、ランニングやジャンプ、深くしゃがむ動作などを無理に続けないことも大切です。
とくに運動後に痛みが強くなる場合は、膝へ繰り返し負担がかかっている可能性も考えられます。痛みを我慢して動き続けるのではなく、まずは負担の大きな運動を控えて様子を見ましょう。
太ももや膝周辺を無理のない範囲でストレッチする
膝だけでなく、太もも周辺の筋肉に目を向けることもポイントです。
参考記事では、膝への負担を減らすセルフケアとしてストレッチが紹介されています。
「しっかり伸ばさないと意味がない」と頑張りすぎる必要はありません。反動をつけず、心地よく伸びていると感じる範囲で行いましょう。途中で膝の痛みが強くなる場合は中止してください。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院「膝関節症に即効性のあるツボ3選」
痛みや炎症の状態に応じて冷却する
運動した後に膝が痛む場合などは、冷却が選択肢になると言われています。
参考記事でも、膝の痛みに対するセルフケアのひとつとしてアイシングが紹介されています。
ただ、「膝が痛い=必ず冷やす」とは限りません。長時間冷やし続けることは避け、皮膚の状態にも注意しましょう。痛みが強い場合は自己判断だけで対応せず、専門家への相談も検討してください。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
サポーターなどで膝への負担を軽減する
「仕事や家事があるから、ずっと膝を休ませるのは難しい」という方もいるでしょう。
そのような場合、サポーターを活用する方法もあります。参考記事では、膝への負担を軽減する方法としてサポーターが取り上げられています。
ただし、サイズや締め付け方には注意が必要です。強く締めればよいわけではないため、自分の膝に合ったものを選びましょう。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
日常生活で膝に負担をかけにくい動作を意識する
セルフケアは特別な運動だけではありません。普段の動きを見直すことも大切です。
たとえば、急に立ち上がる、深くしゃがむ、階段を何度も上り下りするといった動作では、膝に負担がかかることがあります。
「ツボを押しているから大丈夫」と考えず、痛みがある間は無理な動きを減らしましょう。膝の内側の痛みが長引く、腫れが強い、歩くのが難しいといった場合には、整形外科などへの来院を検討することも大切です。
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膝の内側の痛みで病院を受診したほうがよい症状

「膝の内側が痛いけれど、ツボ押しで様子を見ても大丈夫?」
軽い違和感ならそう考える方もいるでしょう。しかし、膝の内側の痛みには鵞足炎だけでなく、半月板損傷や靱帯損傷、変形性膝関節症などが関係している場合もあると言われています。症状によってはツボ押しを続けず、医療機関への来院を検討することが大切です。
膝が腫れて熱を持っている
膝が目に見えて腫れていたり、触ると熱っぽかったりする場合は注意しましょう。
「少し休めば大丈夫」と思うかもしれませんが、強い腫れや熱感を伴う状態では無理なツボ押しを控えたほうがよいと言われています。
参考記事でも、膝に炎症が起きているときはツボ押しを避けることがすすめられています。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院「膝関節症に即効性のあるツボ3選」
痛くて歩けない・体重をかけられない
「立とうとすると痛くて、足に体重をかけられない」
このような場合は、セルフケアだけで様子を見るのではなく、早めに医療機関へ相談することを考えましょう。
とくに突然強い痛みが現れた場合や、普段どおり歩けないほど症状が強い場合には、膝関節や周辺組織に問題が起きている可能性も考えられます。
膝が引っかかる・ガクッとする
歩いている途中で膝が引っかかったり、急にガクッと力が抜けたりする症状にも注意が必要です。
日本整形外科学会によると、半月板損傷では膝の曲げ伸ばしの際に痛みや引っかかりを感じる場合があると言われています。症状が続くときは、無理にツボを刺激せず整形外科への来院を検討しましょう。
引用元:日本整形外科学会「半月板損傷」
転倒やスポーツなどのケガをきっかけに痛み始めた
「スポーツ中に膝をひねってから、内側が痛い」というケースもあるでしょう。
転倒や急な方向転換などをきっかけに痛みが出た場合は、半月板や靱帯などを損傷している可能性もあると言われています。
痛い部分を何度も押したり、無理にストレッチしたりせず、症状が強ければ医療機関への相談を検討してください。
セルフケアを続けても痛みが改善しない
運動を控えたり膝への負担を減らしたりしても、痛みが長く続く場合があります。
「そのうち改善するだろう」と放置するのではなく、症状が続く場合は原因を確認してもらうことも大切です。
とくに日常生活に支障が出ている場合は、ツボ押しだけに頼らないようにしましょう。
膝の内側の痛みは何科を受診すればよい?
膝の内側が痛い場合、「何科に行けばいいの?」と迷う方も少なくありません。
骨や関節、靱帯、半月板などの問題が考えられるため、まずは整形外科への来院が選択肢になると言われています。必要に応じて問診や触診、画像検査などを行い、痛みの原因を確認してもらえるでしょう。
強い痛みや腫れがある、歩けない、ケガの後から症状が続いている場合は、自己判断でツボ押しを続けないことが大切です。
引用元:日本整形外科学会「膝関節の症状」
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